五重相伝ご案内
(ごじゅうそうでん)
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1.日 時
平成21年 11月21日(土)入行〜11月23日(祝)正伝法まで 3日間
(毎 日 午 前 九 時 か ら 午 後 五 時 ま で )
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1.勧 誡 師
総本山知恩院布教師 角 出 誠 堂 上 人 (伊賀の里 長泉寺 長老)
※勧誡師とは、私たちのために仏法を説いてくださるお坊さまを言います。
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1.回 向 師
伊 藤 顕 順 上 人 (近江八幡市 宝養寺 住職)
※回向師とはみなさまのご先祖さまのご回向をつかさどるお坊さまを言います。
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1.五重相伝受者冥加料・贈五重 冥加料・常回向 冥加料
極楽寺までお問い合せください
※贈五重とは、ご存命中に五重相伝を受けずに亡くなられた方に
お身内の方が故人に対して五重相伝を贈るものです。
※常回向とは、亡くなられた方の追善のために「五重相伝」の期間中
毎日受者一同が回向して供養するものです。
(故人が五重相伝を受けた受けないにかかわらずご回向できます。)
近いご先祖方にはそれぞれの戒名をもって、遠く五十回忌を
過ぎたご先祖方は、先祖代々と一括してお申し込みくださると
結構かと存じます。
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※法要費、浄衣、袈裟、数珠、経本、昼食等五重相伝受者冥加料含まれています。
※全席椅子席ですので、正座の心配は無用です。
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「五重相伝」結縁のおすすめ
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皆さん、身のまわりを見て下さい。日々の生活は豊かになり、便利で、何の不自由もない有り難いご時世のように思われます。しかし、世相はそれと反対にますます悪くなっていくようです。それは人々の心が濁り、あふれるほどの物質の前に汚れてしまっているからです。自然の道理を忘れ、気儘に振る舞うことからすべての苦しみ、争い、悩みが生じているのです。お互いを思いやり、いたわる心は何処へ行ってしまったのでしょうか。私たちは、もう一度、純粋で美しい心を取り戻す必要があるのではないでしょうか。
私たちは、宗教の門を叩くことによって、人間本来の心を取り戻し、だれでもが持っている自分の中の仏性(仏道を歩もうとする心)を磨くことによって、心豊かな人生を送ることができるようになります。
念仏の法門である浄土宗では、古来より「五重相伝」という最大の法要があります。
「五重相伝」とは、苦しみ悩み多き人生を、「阿弥陀」様の限りない慈悲と光明に導かれて、明るく心豊かに生きていくために受けるものです。お念仏を通じて、感謝の生活を送り、喜び生きていくためのものです。皆さんに、この理を五巻の書物によって、判り易く、三日間の法要で解き明かしていくのが、浄土宗の「五重相伝」の法要と儀式です。
当山では、前回の昭和四十八年より数えて三十六年ぶりに、「五重相伝」を開筵します。
ぜひ、この機会にご縁を結んで頂きたくご案内申し上げます。 合 掌
※開筵とは、昔、筵(むしろ・ゴザ)を敷いて座り、お釈迦様の話を聞いたことにより、 法座を開くことを言います。
平成二十年八月吉日
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