授戒会(じゅかいえ)結縁(けちえん)のおすすめ
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浄土宗にとって大切な両輪といわれる、二大法要があります。一つは五重相伝。もう一つは、授戒会と言います。
花の散りざまも色々。古来先人はその表現を言い変えておられます「梅こぼれ、桜は散りて、椿落ち、牡丹くずれて、人はゆくなり」
お互い何時かはこの世を離れる時が来るわけですが、この世を離れて、いったい何処に往くのか。死んで終わりではなく意気揚々と参る極楽世界があるのだと確かな念仏信仰をいただくのが五重相伝であるのに対し、では、その時を迎えるまで、人はどう生きるべきか。どう人の道を歩むべきか、その道標を頂戴するのが授戒というものなのです。
道が無くとも、猫は屋根を横切ります。犬は縁の下を斜めにでもくぐり抜けます。しかし、人間には人間の進むべき道が有ります。それを無視していたら、非道、無法になりかねません。人が人として、歩むべき道を知らしめして下さるのが授戒です。
当山では、前回の昭和57年より数えて40年ぶりに、「授戒会」を開筵(かいえん)します。
ぜひ、この機会にご縁を結んで頂きたくご案内申し上げます。 合 掌
※開筵とは、昔、筵(むしろ・ゴザ)を敷いて座り、お釈迦様の話を聞いたことにより、法座を開くことを言います。
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授戒会ご案内
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○日 時 令和4年4月29日(金祝) 〜5月1日(日)まで3日間
(毎日 午前8時30分 から 午後4時30分 まで )
○説戒師(せっかいし)
大本山善導寺布教師 田中 照彦 上 人 (佐賀 願行寺 住職)
※説戒師とは、私たちのために仏法を説いてくださるお坊さまを言います。
○回向師(えこうし) 加藤 恒有 上人 (青森 唯称院 住職)
※回向師とはみなさまのご先祖さまのご回向をつかさどるお坊さまを言います。
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参加希望の方は当山までご連絡ください
072−643−5007
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令和3年11月仏祥吉日
紫雲山 極楽寺
住職 森 昭順
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